【剣盾S22 最終141位】 賞味期限切れザシアンスタン

S22お疲れ様でした、ともです。

今期は自己最高レートを更新できたものの、満足のいく結果ではありませんでした。

というのも24日に構築が完成してからするするとレートが上がり、27日時点で2rom2021と2020(26位と27位)まで行くことができました。

しかし「今期は勝てる」と思ったのも束の間、そこから2020のromがほぼノンストップで4桁へと落ちていき、そこから3日間救うことが出来ずにシーズン終了となりました。

確かに今考えれば欠陥も多いように思いますが、こんなに急に勝てなくなるのかと驚いたので、情報共有として記事を残します。

(以下常体です。)

 

【構築と最終結果】

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↓1番勝ってた時の2rom並んだ図


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【構築経緯】

・先月はHSザシアンを使って全く勝てなかったので、それならばとHAザシアンを試運転

→圧倒的パワーと技範囲に惚れたので軸に決定

・ザシアンミラー、増えていたメタモンへの最低限の回答としてアッキサンダーを採用

・アッキサンダーはザシアンに後出しできる状況が限られているため、後出しが安定するゴツメランドロスを採用

・黒バドとその取り巻きに強めなHBポリ2を採用

・ムゲンダイナ軸(受けループも含む)に強く出られる未来予知チョッキガラルヤドキングを採用

・ここまでで重いマンムーヒヒダルマカイオーガに強く出られるスイクンを採用

 

【個体紹介】

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意地っ張り

H191(188)-A242(236)-B136(4)-x-D136(4)-S178(76)

・H:16n-1

・A:11n

・S:最速109属抜き

・BD:余り

最強の火力と範囲に惚れた。

インファの枠は炎の牙と入れ替えて使っていたが、前期よりもガルドやヌケニンでザシアンを見られることが減ったように感じたので、インファで使うことが多かった。

とはいえサンダー運ゲやメタモンには弱いので、裏にそれらに強いポケモンをもっとしっかり置かなければいけなかったと感じた。


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図太い

H197(252)-x-B143(196)-C145-D110-S128(60)

・S:準速75属抜き(ウオノラゴン意識)

・HB:できるだけ高く

ザシアンを受けに来るポケモン(ヌオーやウインディドヒドイデギルガルドナットレイなど)に強く使いやすかった。

それらのポケモンは状態異常技を使うことが多いため身代わりが偉い。身代わりがあるとヒードランも流せることがある(マグストの命中と放電麻痺次第)。

この構築は鉢巻ウオノラゴンで崩壊するため、少しでも抵抗を持つためにSを振ったが、数回は活きる場面があった。

特に終盤サンダーミラーが多すぎたため、明確にサンダーに強い枠を構築に入れるべきだと思った。


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呑気

H196(252)-A165-B156(252)-x-D101(4)-S99

・HB:できるだけ高く

・S:ランドロスミラーで下から蜻蛉返りができるように下降補正

ザシアンに後投げが安定するということで採用したが、終盤氷の牙もちが多すぎて役割が破綻していた。ラスト3日勝てなかった要因はこれもひとつだったと思う。

Sはこれでも下を取られることがあったので、もっと下げるべき。なんならS0推奨。

ステロを撒くと、ザシアンの巨獣斬を相手のランドロスが受けられない、サンダーがじゃれつくで落ちる、などのメリットが大きいため必須。

受けループも、ヌオーに3回ステロを踏ませればじゃれつく×2で落とせるようになるため強い(上手い受けルーパーは2回踏んだ時点で再生を押すため、そこを読むのも大切)。

草結びは水地面勢やカバルドンを大きく削れるため、相手のゲームプランを崩すことが出来て強い。最初は岩石封じにしていたが、ほとんど打つ場面がなかったため変更した。

 

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図太い

H191(244)-x-B156(252)-C126(4)-D116(4)-S81(4)

・HB:できるだけ高く

・C:黒バドへのシャドーボールの乱数が変わるため4振り

・DS:余り

黒バド対策というほど対策できていなかった。襷黒バドに、こちらの交換に合わせて悪巧みをされるとサイキネ×2で落とされてそのまま3タテされてしまう。

そのためザシアン黒バド対面では1度突っ張って巨獣斬をうち、襷であればその後ポリ2に引く、という動きを徹底していた。勝てていた時はこの動きが安定していたため強かった。

ちなみに最終盤は黒バドが激減していたように感じた。

イカサマの枠は冷ビと選択で、日食ネクロズマとジガルデのどちらを重く見るかによると思う。


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控えめ

H198(220)-x-B100-C176(236)-D130-S57(52)

・S:4振り35属抜き(ヌオー意識)

・C:11n

・H:3n(再生力の回復効率意識)

努力値は前期の記事を参考にしました。)

勝っていた時は対ムゲンダイナ最強ポケモンだと思っていた。後出しから未来予知や相手の裏に負荷がかかる技を打ち、削れたら交換して回復する、その繰り返しだけで勝っていた。

しかし最終盤はムゲンダイナ使いも分かってきたのか、上手く受けられることが多くなったように感じた。

受けループは未来予知+ザシアン後出しで崩しに行くが、大抵は身代わりラッキーにいなされる。

その場合は前述の通りランドロスでステロを撒き、ヤドキングとザシアンの圧で釣り交換を2回繰り返してヌオーに2回ステロを入れ、ヌオーの3回目の着地に合わせてザシアンのじゃれつく×2で落としに行く。いずれにせよ今期はほぼ受けループに当たらなかったため、その動きはあまりしなかった。

サイキネの枠はサイコショックや冷ビなどと選択だが、サイコショックにしてもラッキーは大して削れない、未来予知以外のエスパー技がないとムゲンダイナへの遂行速度が遅い、という理由からサイキネにしていた。

 

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図太い

H207(252)-x-B166(124)-C111(4)-D144(68)-S113(60)

・HD:眼鏡カイオーガの雷確定耐え(控えめは乱数)

・S:4振りランドロス抜き

・BC:余り

努力値は前期の記事を参考にしました。)

ここまでの5体で重い、マンムーヒヒダルマカイオーガにまとめて強いポケモン居ないかな〜と探していたら、いた。

このポケモンも、勝っていた時は大活躍だった。マンムーヒヒダルマは初手にほいほい出てくるからスイクンを合わせてアドを取れていたし、カイオーガミラーコートも決まっていた。それが最終盤は決まらなくなってきて、勝てなくなっていった。

確かに強かったし、構築の6体目としては最高の役割を果たしてくれたが、次シーズンはもう刺さらないと思う。

 

【後語り】

このゲームの難しさを痛感したシーズンだった。

順調にレートが上がっていく時は最強構築ができたと思ったが、環境変化や相手の立ち回りの変化に対応出来ていなかった。

確かに今思えば欠陥も多く、勝っていた時は「環境に刺さっている」状態で、最終盤はいわゆる「賞味期限切れ」になっていたのだと思う。

サンダーやランドロスヤドキングは相手の対策が進んだこと、スイクンは型がバレてきたこと、によって賞味期限切れだった。

次シーズンはもう少し環境変化に対応力のある構築を組みたいと思う。

 

最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。

僕の記録が誰かの糧になってくれたら幸いです。

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